よくあるご質問

FAQ

吉備津彦神社に寄せられる代表的な質問にお答えしています。
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Q1. お参りの度におみくじを引いていますが、神社の木に結んで帰ったり時には自宅に持って帰ったりしてます。自宅のおみくじは何処に置けばよいでしょうか?

A1.

一般的に良いおみくじは持って帰り、良くないのは神社に結んで帰る(厄落とし)とされていますが、みくじは神様の神勅(みよさし、おつげ)と受けとめて吉凶に関わらずご自身の糧とすれば良いと思います。
ご自身の発展のヒントとなるようであればお持ち帰りになり、神棚などに置いて時々読み返されると良いでしょう。又、おみくじを木に結ぶというのは神様の木を痛める行為ですからやめましょう。神社所定の場所に結びましょう。

Q2. ご祈祷やお供え等でお納めする“のし袋”にはどのように書けばよいでしょうか?

A2.

「初穂料」・「御初穂」・「玉串料」と、墨で書くのが基本です。「初穂」というのは、神の恵により実った稲穂を、最初に神様にお供えすることを表しています。神社の事で良く判らないときは「初穂料」にしておいたらよいでしょう。
ちなみに“のし袋”の由来は、慶事やお供えに貝の「のしアワビ」が使われていたことに因ります。

Q3. 吉備津彦神社の神様のご利益を教えてください。

A3.

ご祈願は「声にして人に言えるような事であれば何事も神に祈って良し」といえます。又、それは神の子、人としての自然な姿といえますので、原則的にどこの神社であっても、どんなご祈願をしても良いかと存じます。 神様も人格的なご存在であらせられますので日本書紀や古事記、又はその神社の由緒によってお祭りされている神様の功徳を称えて人々が「・・・のご利益がある神様」として崇敬します。
当神社の御祭神は桃太郎のモデルとなる鬼退治の神力を持った神様で、厄除け、災い除け、五穀豊穣、武運長久、慈愛、長寿の御神徳といわれています。 又、摂末社等の御神徳まで申し上げますと、子授け、縁結び、安産、育児、病気平癒、商売繁盛、学業成就、方災除け、雨乞い、衰運を福運に開く、などまさに広大無辺といえます。

Q4. ご祈祷を受けたいのですが、予約は必要でしょうか?

A4.

■ 受付時間 / 9:00~16:00
※ ご予約不要
※ 通常席数24~60席・七五三時期130席・正月期間170席
※ 団体等のご祈祷をお受けの際はなるべくご予約をお願いします。
※ 正月の企業・団体でのお申し込みは、年末の12月中旬までにご予約をお願いします。
■ 初穂料: 5,000円・8000円・10.000円・20.000円・30.000円・30.000円以上
(10,000円~は招福太鼓の奉納があります)
■ 待ち時間 /
準備が出来次第ご案内致します。通常30分間隔でご案内しております。
■ 所要時間 / 20~30分程度
尚、祭典・結婚式等の行事や混雑時には、多少お待ち頂く事もございます。
あらかじめ御了承下さい。
祭典や諸行事の日時はお問い合わせ下さい。

Q5. 厄除けのご祈祷を受けてお札を頂いたのですが、我が家には神棚がありません。
どのようにお祀りすれば良いでしょうか?

A5.

神祀りに必ずこのようにお祀りしなければならない、というきまりはありません。清らかに、より麗しくお祀りすれば良いのですが、神祀りは最も大切なことですから、なるべく神棚をお祀りした方が良いでしょう。一般的に南向き、又は東向きに神棚を設けて宮形(神舎)を置き、その中に神宮大麻(伊勢の神宮の御神札)と氏神様の御神札をお祀りします。ご祈祷の御神札等はその横に立てかけてお祀りします。最近では簡単に壁に掛ける事のできる簡易宮形もございます。
どうしても神棚を設けることが出来ない場合は、タンスなどの少し高い場所に、半紙等の白い紙を敷いて、その上に御神札をお祀りすると良いでしょう。その場合でも、お米、酒、塩などをお供えして日々手を合わせましょう。

Q6. 他の神社にお参りすると賽銭箱の前によく‘鈴’を見かけます。
吉備津彦神社にはどうして鈴がないのでしょうか?

A6.

拝殿前の‘鈴’がいつごろから置かれるようになったのかは定かではありませんが、巫女の舞に持ちいる神楽鈴が元で、参拝時に鳴らす鈴を置く神社が出てきたようです。鈴の清らかな音は神霊を招くとされ、古くから招霊の道具にも使われています。
なぜかには返答に困りますが、当神社には昔から鈴はございません。(ちなみに祈祷などの祭事には鈴の付いた金幣を用います。)ただ、鈴を設置するとご参拝の行列がそこに集中し、混雑している際には危険が予測されますので、当神社では危険防止のため、今後も設置の予定はございません。

Q7. 父が亡くなり一年間は鳥居をくぐらない方が良いと聞きました。

A7.

清浄を大切にする私たちの国では古くから忌服(きぶく)の制度があり、この期間中、親族は穢れを受けるとされ慶事や祭事に関わるのを遠慮しなければなりません。人間の死や故人自体が穢れという意味ではなく死を「気枯れ」として悲しみや悼みを祓い清めて新たな発展を期す為の期間です。
忌の期間は神社にお参りするのを避け、家の神棚にも半紙や白布を掛けて神様に近づくのを遠慮します。
忌の期間は、一般的に納骨までの期間をいいます。当神社では、この期間を過ぎたらご参拝いただいても結構です、と申し上げております。
また、服の期間はいわゆる故人を偲ぶ期間で、慶事を慎み年賀の挨拶なども控えます。地域によっても差はあるようですが、一般的によく神社界でも参照される明治7年太政官布告の服忌令(ぶっきれい)をご参照下さい。又、神社祭礼の当番などを代われない事情や結婚式などの移動できない祝事等やむをえない時は、神社境外で忌服の祓いを受けて忌明けとすることもあります。
よくある事ですが、忌の期間に鳥居をくぐらずに避けて参拝にきましたと言われる方がいらっしゃいます。鳥居は境内の入り口を表しますので、この場合は境内に入らないほうが良い、と読み取ります。
◆忌服期間◆ 〔明治七年太政官布告〕

Q8. 古い御神札(おふだ)やお守りは、どうして一年ごとに新しいものに替えるのでしょうか?

A8.

御神札は木や紙、袋などで奉製されていますが、物質を伴う以上汚れたりして粗末になります。私たち日本をはじめ世界中の人々が新年を迎える時には去る年を反省し感謝して、心晴れやかに新たな気持ちで明くる年の幸と発展を祈ります。日本文化“神道”は特に古来このことを大切にしてきました。
人間は生きている限り、妬(ねた)み、嫉(そね)みの感情や、怒りや苦しみにふれてしまいます。これを魂の「穢れ」→(気枯れ)として祓い清めて、神祀りとともに新たな一年を大切にお迎えします。新年を迎えるときは、先ず神棚を綺麗に掃除し清めてから古い御神札を整理して、新しい御神札を丁重にお迎えし、家族揃って手を合わせましょう。